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太陽が織り成す絶景!!妻籠宿の脇本陣奥谷の、ナナメに射す光がスゴすぎる!!

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妻籠宿に脇本陣奥谷という場所があります。その入口を入ってすぐのこの景色。光が差し込む雰囲気が既に圧巻で、訪れた人をいきなり魅了してくれます!そもそも脇本陣っていうのは、本陣(江戸時代の宿場町に設けたれた施設で、エライ人が泊まったり休憩する場所)の、予備的な施設。特にここは問屋も勤めた名家の建物が残されています。ただ、この脇本陣奥谷は明治10年に作られた建物で、江戸時代にはありませんでした。なので、休憩室や宿泊室は明治天皇のために作られたもの。中に入ると贅沢な品々がフンダンに使われています。

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明治天皇のために作ったものの1度も使ってないトイレ

上段の間という、極上のおもてなしルームが用意されていて、そこの造りがなかなか凄いです。明治時代から一度も使われていないトイレがあったり(明治天皇は1度訪れていますが、使わなかったようです)、柿の木の良い部分だけを使った特別な梁が使われていたり、とにかく現代で言うところのスイートルーム。

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柿汁が染み出た木材

四面に張り渡る木材に、黒くハッキリした柿汁が染み出ています。案内人の方いわく、ここまでしっかりした黒みが出ているものはほとんど無いのだそう。こうした、かなり貴重な柿の木を使っているのも明治天皇を何とかもてなそうと思って作ったものでした。結局1度しか訪れていないので、今風に考えると費用対効果が・・・なんて考えそうですが、時代が違ったんでしょうね。

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目線に合わせて作られたガラス窓

手前の四角いものは、こたつのようなモノ。そこに座った時に目線の高さに合わせて、障子の一部にガラス窓が作られています。写真だと分かりづらいのですが、真ん中のガラスだけ当時のままのもので、磨りガラス…というか、屈折ガラスのような造りになっています。これは、当時のガラス技術だと完全に透き通るものを作るのが難しかったようで、少し屈折した形になっているのだとか。ただ、逆に現代では、同じものを作る技術が相当困難なので、透明なガラスが両サイドに入っているそうです。技術って不思議。

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さぁそして、光のシャワー

入口から見えた光の景色ですが、座敷から見るとこのように光模様がくっきりと浮かび上がります。光が見えるのは、手前の囲炉裏が炊かれて煙が出ているからなのですが、この写真を撮るために毎日訪れる写真家がいるほど。日時計と同じく差し込む光の角度によって形が変わるので、上の写真のように見えているのは、ほぼ正午だからまっすぐ降りて来ているのです。また、これは10月初旬に撮った写真なので、このくらいの長さですが、冬至になるともっと長く座敷の方まで光が射してきます。見所としては、秋分から春分までの間。おおよそ9月頃から3月頃までと言われていて、夏だと陽が高くなるので、あまり差し込む光は見えなかったりするのだそう。

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キレイですねー!

ホワイトバランスや、シャッタースピード、絞りなど、変えてみればまた違った幻想的な写真が撮れるかもしれないのでカメラに凝った人はいろいろと試してみても良いかもしれません。体感した経験で言うと、やっぱり晴れた日の正午に訪れるのが良いと思います。是非是非、カメラを持って行ってみることをオススメしますよ!