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大町市で開催「北アルプス国際芸術祭2017」初日レポ。郊外エリアを中心に作品紹介。

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長野県大町市で『北アルプス国際芸術祭2017』が開催された。ということで、その初日に早速行ってきました。7月30日までの約2ヶ月間、大町市内のいろんなところにアート作品が展示されています。

地方の芸術祭って、瀬戸内や、新潟の越後妻有でも開かれているので、珍しいものではなくなりましたが、長野県内でこの規模のモノは初めてですね。大町市、盛り上がっておりました。

意外と公式サイトに情報がなかったりするので、パスポートのこととか展示作品のこととか出来うる限りレポートしようと思います。

作品鑑賞パスポートについて

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エリア内3カ所にあるインフォメーションセンターでパスポートを購入できます(オンラインでも買えるみたい)。大人一般で2500円。

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このパスポートがないと作品が見られないのかというと、そういうことではなく。全38箇所あるアートサイトのうち、無料で見られるところも結構あります。また有料の箇所でも都度300円支払えば中に入ることができます。

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有料の場合はこんな風に受付が設置されています

 

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無料の箇所ではスタンプだけが設置されています


でも見たところ、パスポートを買ってる人がほとんどでしたね。イベントを楽しむ意味でもパスポートは必須かも。来訪したアートサイトでは、パスポートにスタンプを押していくことになるので、コンプリートしていく感が高まります。

移動手段

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開催しているエリアは、大町市内のかなり広い範囲になるので、各アートサイト間の移動はなかなか大変です。いちおうレンタサイクルがあったり公共バスがあったりはしますが、山道も相当あるので自転車での移動はオススメできませんし、バスはそれほど本数が多くないので自由に移動できません。

正直なところ、自動車がないとかなりキツイ。

大型の芸術祭って県外からもたくさん人が来ると思うので、移動方法がネックになるかもしれないですね。市街地エリアだけを楽しむってならいいんですけど、奥地に行けば自然を生かしたダイナミックな作品もあったりするので、、、、公共交通機関で来場される方はちょっと作戦が必要です。

今回、ボクは郊外エリアばかりを巡っていたわけですが、見る限りほとんどの人が車を使っていましたね。


ということで、ちょっと前置きが長くなりましたが、見てきた作品を紹介します。
結構多いです。載せてる順番は実際にボクが回った順。いかんせんアートの知識が薄すぎるので、コメントが「非常に」稚拙です。お許しください。

15.『Arc ZERO』ジェームズ・タップスコット(無料)

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観音寺というお寺に設置されてました。一定間隔でミストが出ます。外国人の女性に写真を撮って下さいと言われました。緊張しました。でもすごい日本語が上手だったな。

11.『土の泉』淺井裕介(無料)

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どこに作品があるのか最初わからず周りをウロウロしました。「土の泉」というタイトルのイメージとはちょっと違う感じがしました。かっこいい壁画。

12.『龍の棲家』岡村桂三郎(有料)

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ここに来る時、とてもトイレ(大)に行きたくて、作品を見るよりもトイレに行きたいが勝っていました。建物に入るなりとにかく「お手洗いどこですか?」と3回くらい聞いた気がします。トイレを終えたあとゆっくり鑑賞しました。

13.『土の道・いのちの道』栗田宏一(有料)

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この作品は先の作品と同じ建物にあります。なので同様にトイレの思い出が強いです。実は、日本列島の形になってます。気づいたとき、ちょっと嬉しかったです。

14.『龍』パトリック・トゥットフオコ(無料)

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遠かったなぁという印象です。ダムエリアという箇所。ここに着いたとき、エプロンをまいた女性が小さなお子様と一緒に来ていたのを覚えています。地元の方でしょうか。ふらっと立ち寄ってアートを見るって、そんな親子になりたいと思いました。ただ、ここ。作品以上に景色の綺麗さに胸打たれます。

16.『Trieb 雨為る森』遠藤利克(無料)

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森の中に、細い滝が何本も設置されてました。鑑賞していると、ちょっと水がかかります。せっかくなので動画でも撮ってみたのですが、設定がぐちゃぐちゃだったため、とてもお見せできるものではありません。

17.『水面の風景―水の中の光~山間のモノリス』平田五郎(無料)

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モノリスってちょくちょく聞くワードなのでその度に調べてみるのですが、いまいち意味がわかりません。昔、ファミコンジャンプっていうゲームソフトで「モノリス」っていうのがあって、そこに行くとセーブパスワードを教えてくれました。ボクにとってモノリスとはそれ。

……3枚目の写真は作品じゃないのですが、あまりに綺麗だったので。こういう風景を見ながら散歩できるのもこの芸術祭の魅力ですね。ほんと綺麗だった。

18.『夢の部屋』大岩オスカール(有料)

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真っ暗な部屋でした。写真だとシャッタースピードの関係で少し明るくなってますが実際はもっと暗いです。画面のようなものがあって、そこに外の景色が逆さまに映っています。係りの人が、鑑賞者に見てもらうため、外ではしゃいでいるのが愛おしかったです。

19.『不可視な都市:ロング•グッドバイ』新津保建秀+池上高志(有料)

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この作品はちょっとよくわかりませんでした。自分が理解できないむずかしそうな作品は無理しないで次に行く。ちなみに、18もそうだったのですが、やけに黒スーツを着た集団が多くいました。役所関係の方々が視察のような感じで来てたんでしょうか。芸術祭にサラリーマンスーツは似合わないです。

21.『山の唄』大平由香理(有料)

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ここに入ったとき、会社の人と遭遇しました。会社の人は仕事で来ていました。ボクはプライベートで行ってたので、少し気まずかったです。

15.『ACT』マーリア・ヴィルッカラ(有料)

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ここ開放感もあって面白かったです。ぜひ行ってください。立ったら霧が出る仕掛けとかあったり、魚もいたりします。意味わかんないと思うのでぜひ現地で。

22.『源汲・林間テラス』川俣正(有料)

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駐車場とこの作品の間に野球場があって、中学生くらいの人たちが野球の練習をしていました。ひとりだけ、バットやグローブを持たず、ひたすら杭を打ってる人がいたのが気になります。なんの杭を打っていたんでしょうか。行く時に見て、帰る時にもまだ杭を打っていたので無事に杭を打てたか心配です。

24.『べールの向こうに』Caitlind R.C. BROWN&Wayne GARRETT(無料)

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かっこいい作品だなと素直に思いました。雨だと、しおらしいくらいにびしょびしょになるのかなと思うと切ないです。レースカーテンを内側じゃなく外側に掛けちゃってるような!?

27.『雲結い』五十嵐靖晃(無料)

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仁科三湖のひとつ木崎湖です。この横にもうひとつ桟橋があるんですけど。その桟橋でコスプレイヤーの人が2人、写真撮影をしていました。ピンクの髪の毛と、鮮やかなグリーンの髪の毛の2人でした。風強かったから大変だったんじゃないかな。

26.『アルプスの湖舟』杉原信幸(有料)

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作品を見て、なんだろうこれって思ってたんです。でも公式サイトを見ると、暗闇の中にライトアップされてる写真が載っていたので、ここもしかすると夜見るといいのかもしれません。ちなみにこの建物、信濃木崎夏期大学の校舎らしいです。夏だけの研修講座のようなものらしく。そんなのあったんですね。へー。

25.『ウォーターフィールド(存在と不在)』アルフレド&イザベル・アキリザン(無料)

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ちょっとこれもよくわからない作品でした。遠くに小舟がいくつか浮かんでるんですけど、舟を見ると自動車のタイヤとか乗ってるんですよね。なんなんでしょうねこれ。

30.『信濃大町実景舎』目(有料)

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ここ、鷹狩山というところにあるのでかなり僻地です。階段をたくさん登ってたどり着きました。天気がよかったので、抜ける景色に青も緑も映えていてすごい良い空間。みんな写真をパシャパシャ撮ってました。

32.『風のはじまり』リー・クーチェ(無料)

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これも鷹狩山。トンネルになっていて中を通ることができます。ジブリ感。

34.『集落のための楕円』フェリーチェ・ヴァリーニ(有料)

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めちゃめちゃInstagramに上がりそう。民家は1家族2世帯が使ってるらしく、今も実際に住んでるそうです(近くにいたスタッフの人いわく)。家の人がウロウロしてたら、なお良いですね。

33.『Bamboo Waves』ニコライ・ポリスキー(無料)

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ボクが見た作品の中では、タイトルが最もシンプル。バンブーウェイブ。こういうタイトルが好きです。むずかしいのは苦手だと、この作品を見て思い知りました。

おわり

ほかに回ったところもあるのですが、撮影禁止だったりして載せていないものもあります。市街地エリアはまったく訪れず、その周辺の郊外ばかりを巡って、あさ10時くらいから夕方4時まで。たぶんハイペースな方だと思われます。

もっとゆったりと無理をせず、欲張らず。大町の自然をじっくり堪能しながら、作品めぐりをすると良いと思います。あと、天候。ぜったいに晴れの方がいいので、天気予報を見ながら行く日を決めてくださいね。

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