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正式名称は『地獄現象』!? 信州山ノ内の地獄谷噴泉がスゴい!

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長野県山ノ内町の地獄谷には、この写真のように豪快な噴泉があります。もくもくと湯気が立ちこめているのですが、割とギリギリ近くまで行って自由に見学することができ、野猿公苑(モンキーパーク)と合わせて観光スポットになっているのです。温泉地ではよく見るものではありますが、ここは『渋の地獄谷噴泉』として天然記念物に指定されていたりもします。

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この看板が見えるともうすぐ

神林温泉の方から、野猿公苑や旅館後楽館を目指して歩いて来ると、モクモク湯気が見えてきます。地獄谷っていうだけあって、道中はなかなかの林道を20分くらい歩かないといけません。観光バスで乗り付けてちょちょっと歩いたら付く場所ではないんですね。

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近付くとこのように

間近で見ると結構な勢いで噴射されているのがわかります。案内板にもあったのですが、この地方は3500万年前に日本列島に大きな変動があり、大地溝帯ができた際に生まれた海成層だそうです。そんな場所で火山活動が起こったために、地中にあるガスと温泉が熱気とともに吹き上げたのだとか。あまりに昔すぎる上に非現実的すぎて、なんのことやらわかりませんが、なんだか惑星ってすげえなと思うばかりです。
ちなみに、こうして火山活動によって温泉や磁気が一緒に噴射する現象を地学用語では『地獄現象』と言うのだそう。いやーすごい専門用語、地獄現象って誰が名付けたんでしょう。よほどその研究者の目にはおぞましい光景に見えたんでしょうね。

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周辺の水はなんだか変色

なんとなく、地獄現象っていうことから地獄谷という名前も付けられたのかなと納得したところで、周辺の水や土を見てみると少し変色していました。イメージ的に温泉と言えば、茶褐色の印象があったのですが、緑色がかった色味を見せています。温泉地の回りは磁気や大気物質なども通常とは違うものが混入しているんでしょうね。そう思うと、温泉に行くって特別なことのようにも思えてきます。
というわけで、地獄谷にはこんな不思議な噴泉もあるので、是非是非行ってみてください。