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縄文人になれる施設『尖石縄文考古館』、一日いても飽きないサイコーのスポット!!

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茅野市にある尖石縄文考古館。少し市街地から離れた場所にあるのですが、とにかく土器や土偶オシの茅野にとってはシンボリックな施設の一つと言えるでしょう。茅野市内にある遺跡では、縄文時代のものと考えられる土偶がキレイな形で発掘されています。その他、遺跡からは当時の住居跡なども見つかっており、考古学的にもかなり濃密な場所となっているのです。そんな茅野の縄文ブランドを凝縮したような場所が、ここ「尖石縄文考古館」。一般的な資料館なのかな……と思って訪れてみたのですが、これがビックリ! 資料展示にとどまらず、縄文体験ができるというナイススポットでありました!!

まずは展示を!

まず目の前に現れるのは、素晴しい土偶や土器の展示。もちろんケースに入っているものもあるのですが、近くで見られるというのはなかなか良き試みだと思いました。実際に触れることは禁じられているものの、やはり「近くで見る」というのは興味を持たせる最大のメソッドです。

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縄文のビーナス

棚畑遺跡から発掘された、通称「縄文のビーナス」。平成7年に国宝に指定されるなど、その価値はかなりのもの。全体像がしっかりと残っていることもさることながら、当時の女性を美しく表現していることが評価されているようです。

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仮面の女神

こちらは、茅野市湖東の中ッ原遺跡から出土した大形土偶で、通称「仮面の女神」と言われています。国の重要文化財に指定されており、類似する土偶の中ではかなり大きいものなのだそう。土偶に触れる機会なんて無いのですが、4000年くらい前に重宝されていたものが目の前にあると思うと、それだけで神秘的な気持ちになりますね。

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その他、土器の展示も!

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男性を象徴する石棒も!!

その他、土器などは土偶に比べてさらに間近で見ることができ、館内を見ていると土器の中に自分が埋もれているような気分にさえなってきます。茅野ってすごい場所なんだなと、このあたりで改めて認識……。いやはや、圧巻です。

縄文人になろう!

そして、さらに館内を進むと土偶や土器の展示コーナーが終わり、今度は縄文時代の人の生活に関する展示が始まります。縄文人はこういうものを食べていた、こういうところに住んでいた、こういうものを着ていたなど、衣食住に関するものがメインですね。

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縄文人の衣装だそう……

意外にも縄文人の衣装って、それなりに派手だったんだなと初めて知りました。もっと布切れを適当に巻き付けて生活していたとばかり思っていたのですが、赤や黒なども模様が服についていたりして、オシャレをする人もいたようです。

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なぜか倒置法で書かれた文言

さらに衣装展示コーナーには「縄文人になろう!試着して!」と、倒置表現を使って「縄文人体験」を促されます。ここまで進化してきた人類が、敢えて縄文人になろうという心構えには、どこかヒューマニズムの回帰性を感じますが、せっかく用意されているのなら、是非とも縄文人になってみましょう。

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服を選びます

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飾りまであります!

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なってみました!縄文人に!

しかし、着てみて思ったのですが洋服の上から試着してもあまり縄文人気分は味わえないですね。どうせなら、下着だけになって手足をさらけだし、衣装を試着することで真の縄文人に近付けるかもしれません。ただ、そうは言ってもここは公共施設内。真価の追求と、マナーやモラルとのバランスが要求されますので要注意ですが……。

まだまだ縄文体験は続く……

さらに、試着して縄文人になった後は、実際の食生活に関する縄文体験コーナー。ここでは、土器に模様を付けたり、木の実を割ったりと、いろんな体験をすることができます。

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粘土に縄文模様を描くコーナー

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このように描きます

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木の実をわるコーナー

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割ってみると・・・

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割れました!

このように「茅野ってのは、すごい土器や土偶があるんだ!」と、展示を見せつける一方的な施設ではなく、実際に触れることで興味を湧かせる仕組みになっているのがこの施設の醍醐味。小学生の遠足にはすごく最適なのだと思いますし、実際、大人でも意外とこういうのって楽しんでしまったりします。その他、火をおこす体験などもあり、難易度の高い体験もあるので、是非是非実際に自分で行ってみてもらいたいなと思います。

土器作りもできます!

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施設の一角では土器作りも!

さらに、施設の大部分を使って、土器や土偶作りができるコーナーが設けられていました。ここまで体験すると、正直一日いても飽きないことと思われます。訪れる前は、あまり期待せずに行ったのですが、なかなかスゴい場所でした。もし、縄文人になってみたい人はぜひとも一度行ってみてください。

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