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2013年もJ2開幕! 栃木SCをアウェイで下した松本山雅FCは4年ぶりに開幕勝利!! アシスト北井、ゴールは塩沢!

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2013年もJリーグが開幕しました。3月2日(土)にはJ1が開幕し、3月3日(日)にJ2が一日遅れで開幕。世間的にはWBCで大賑わいだと思うのですが、サッカーの方ももそれぞれのスタジアムで熱気に包まれています。昨年、J2に昇格した松本山雅FCは、同じ時期に昇格しながらも一年でJFLに降格となった町田ゼルビアと違い、無事にJ2で2年目のシーズン。目標はJ1昇格といきたいところですが、まだまだ課題のあるチームなので、まずはチーム力をしっかり養って、それを発揮していくことが大事ですね。
というわけで、第1節はアウェイで挑む栃木SCとの戦い。宇都宮まで乗り込んで観戦してきたので、その模様を紹介しようと思います。

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オープニングセレモニーは黄色い風船でした

イエローがチームカラーの栃木SC。オープニングでは黄色い風船が舞う様子を見せていただき、福田富一知事からの挨拶もありました。知事の口からは「J1昇格」を目標に掲げるとともに、山雅サポーターに対して「44年間、栃木のいちごは生産量、消費量ともに全国一位を続けており、いま、とちおとめが非常に美味しいのでお土産に買ってってください」というPRがありました。実際、駅ビルに入っているスーパーにも売っていたので、餃子とイチゴを食べて帰ったサポーターも多かったのかもしれません。

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いざ、前半キックオフ!

そんな知事のパフォーマンスに山雅サポーターも湧く中のキックオフとなりました。岩鍋、玉林、北井などの新メンバーがスタメン入り。昨年ゴールを守ってきた野澤はベンチを外れ、白井裕人がキーパーとして先発出場を果たしています。

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攻め込まれる立ち上がり

前半の立ち上がりは、やや栃木ペース。危なっかしいシーンというほどの目立った攻撃は無かったものの、中盤でボールを回されてエリア内に切り込まれる場面もありました。栃木には元日本代表の三都主アレサンドロがいるほか、何人か外国人選手を揃えているのが特徴的。ポストにボールが当たることもあって、ちょっぴりヒヤヒヤしながらも山雅は攻撃のチャンスをうかがいます。

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だんだんと山雅ペースに……

前半20分が過ぎたあたりから、だんだんと攻撃のリズムをつかみ出す山雅。北井、船山の連携も良くて、ゴール前に飛び出すシーンも増えてきます。今思うと、立ち上がりは監督の指示でボールを相手に持たせていたのかもしれません。押せ押せムードの中、攻撃を続けていると、遂に先制ゴールが生まれました!

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前半33分に塩沢のヘディングで先制!

前半33分。直前には船山のバイシクルシュート風アシストのようなアクロバティックなプレーも飛び出し、山雅サポーターは手に汗を握っていた時間帯。北井のクロスに塩沢が頭で合わせて見事な先制ゴールを奪いました。昨シーズンは、ホームでもアウェイでも敗戦している栃木を相手に先制点を勝ち取ったのはかなり大きいです。アウェイ側のスタンドが揺れ、観客も喜びを爆発させていましたよ。

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三都主のフリーキック

1点を追いかける立場となった栃木は、果敢にゴールを狙ってきますが、山雅の危なげないディフェンスに阻まれて前半は0対1で終了。個人的には飯田や玉林、鐵戸、そしてGK白井の動きが良かったように思いました。開幕に向けて栃木の攻撃を相当研究してきたんでしょうね。決まり事がしっかりできていて、組織力でちゃんとカバーしていた印象。うーん、心強い!

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後半、鐵戸がフリーキックから狙いますが

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惜しくも枠の外

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果敢に追加点を狙う山雅

後半が始まっても山雅ペースは変わらなかったのですが、時間が過ぎるうちに段々と両チームにミスが出始めました。お互い、ミスからボールが奪われるなど危険な場面もあって、特に三都主、近藤に代えて、高木、廣瀬が入ったあたりから、栃木もチャンスメイクするシーンが出てきます。シュートがバーを直撃するなどラッキーな場面もありましたが、なんとか白井が砦となって失点を許さない山雅。だからこそ、なんとか追加点を奪って安心したかったのですが、なかなかシュートは入りませんでした。

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入場者数は8686人


山雅サポーターは相当な数のバスで駆けつけていたという情報もありましたし、見た目にもかなりグリーン一色だったのですが、入場者数は1万人に届かず。やっぱり入場者数が4桁か5桁かでスタジアムの盛り上がりは違いますね。昨シーズンの開幕戦、味の素スタジアムで行なったアウェイでの入場者数は12432人。立地も違えば、チームの人気も違うので仕方ないんですけど、ついつい比較してしまいます。

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終盤には船山が担架で運ばれるシーンも……

終盤、倒された船山が担架で運ばれ、スタンドがどよめく場面もありましたが、すぐに船山は試合に復帰。この場面に関しては、Twitterで以下のように呟かれている人がいました。


担架芸というものがあるのかどうか、あるとしたら、スポーツマンシップに反するように思うのですが、それだけサッカーがグレーでやらしい部分のあるスポーツだということなのでしょうか。わりと結構本気で心配していたのですが、実際はどうだったんでしょうね……。

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そして試合終了のホイッスル

0対1、松本山雅FCが栃木SCに勝利しました。アウェイでの勝ち点3は貴重です。欲を言えばもう1つくらいゴールが欲しかったところですが、充分な試合内容でしたね。山雅が開幕戦で勝利したのは、2009年の北信越リーグでの第1節「グランセナ新潟」を相手に4対0で大勝して以来のこと。ちなみに山雅はそのときのシーズンを奇跡的な勝利で飾り、見事JFLへの昇格を決めています。

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選手もスタッフもサポーターもお疲れさまでした

帰りのバスの中、栃木SCのサポーター陣の人がこんなことを話していました。「いやぁ、スタンドの緑がキレイだったね。やっぱり黄色はバラバラなんだよね」「松本は、応援をしっかり練習してるってことだよ」「うちも誰かが率先してちゃんとしなきゃね」山雅のサポーターをうらやむような栃木SC側のことば。また、試合前に山雅のグッズ販売テントを見ていた栃木サポーターの人も「タオルの生地がうちと違うよね……」なんてことを言ってる場面にも遭遇。

僕は、そこまで多くスタジアムに行っているわけではないので分からないのですが、こうして山雅の取り組みというか、一眼となってる感じが相手を圧倒できるというのは良いですね。正直、鼻が高い気分にもなります。ゲームの質と結果もそうですが、サポーター側の姿勢もこのまま、今の形を貫いていってほしいなと思いました。第2節は愛媛に乗り込みます。連勝を狙って、良い形でアルウィン開幕を迎えたいですね。