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【東京大検証】都会のど真ん中で、長野県の全77市町村出身者と出会えるのか?!

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長野県には実に77もの市町村があります。平成の大合併の前までは120もあったので、県民からすると77を少ないと感じる人もいると思いますが、実はこの市町村数は全国2位。1位が北海道で179市町村もあるので、これはある意味反則だと判断すると、長野県は都府県で最も市町村が多い県ということになります。

そこで、こんなことを思ったのです。本州で行政区分が最も細分化された長野県。全77市町村の出身者に東京で出会うことができれば、それはそれはすごい奇跡なんじゃないかと。ギネスの基準には至らないかもしれませんが、気分と高揚はギネス級に達するハズなのです。

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この白地図を埋め尽くすことができるのか?!

というわけで検証に選んだのは、毎日平均200万人以上の人が乗降する渋谷駅周辺。最近はヒカリエという商業施設も誕生し、渋谷には感度の高い人がたくさん集まっているはずです。きっとたくさんの長野県民と出会うことができるでしょう。

事前告知したら反響あった

実はこの企画。一緒に検証してもらう人に、前日の夜につぶやいてもらったところ、異常なまでの反響がありました。

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単に拡散しておこうと思ってくれた人もいるんでしょうけれど、「よし行ってやるか」と思ってくれた人も多いかも?! これは期待できるかもしれません。よく晴れた土曜日の朝11時から検証をスタートさせる運びとなりました。

ファースト県民はあの村民

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というわけでスタート!

一緒に検証に参加してくれたのは長野県出身の大学生たち。なんとなくダンボールに「長野県民声かけて」と書いたものを持ち、ヒカリエ1階の前で突っ立ってみるところからスタートしました。

やり方は、やりながら考えようという感じだったので、最初は全員とにかく棒立ちするだけ。参加者が、りんご帽子をかぶっているので、まずはそれだけで目立ってみようという試みです。

しかし・・・

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なんと、いきなり川上村出身の女性が来てくれました!!

スタート直後のものの数分が経ったところで、いきなり声をかけてくれたのは「川上村です!」という女性。初っ端が長野市や松本市ではなく『川上村』で始まるあたりが、どこか幸運を予感させますね。いきなりのことで、やや慌てながら対応し、写真を撮らせてもらいました。

彼女の名前は早川さん。まるで女神のようです。川上村は、早川さんを産んでくれて良かった!

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その後、なぜかウサギを散歩させている女性(県外出身)とも出会い…

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今度は松本出身の男性と遭遇、これからレインボーブリッジまで走るそうです

何をどう始めて良いのか手探り極まりない状態でしたが、やはりりんご帽子が目立つのか、通行人の注目は十分に集めています。この調子だと意外と早く77市町村に達するかもしれません。

現時点:2/77

宣伝の武器を追加

その後も、比較的順調に長野県出身者が集まってきてイイ感じ。とりあえず立っているだけでも、気にかけて声をかけてくれるということが分かりました。また、事前のツイッターの影響もあったようで、「つぶやきを見て来ました」という人もチラホラ……。

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千曲市出身だという女性(右下)も来てくれたり

その後も、長野市、飯田市、岡谷市、千曲市と順調に出身者を集めて、開始30分はなかなかのすべり出し。この流れを絶やしてはいけないと思い、宣伝用のボードを1つ増やす事にしました。

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ハンズに走り、大きなボードを急遽用意しました

黄色に黒という大きく目立つこのボード。やはり効果があったのか、どんどんと人が集まってきます。正直、一度にたくさん集まりすぎて捌ききれなくなる場面もしばしば。嬉しい悲鳴ではありますが、記念写真を撮ったり、出身地にシールを貼ったりと慌ただしく時間が過ぎていきました。

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富士見町出身だという女性

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上田出身だという男性(真ん中の人)

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御代田町出身だというおじさん

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飯山出身の男性は、そそくさと去ってしまわれました

気づけば、開始1時間半ほどで安曇野市、南相木村、中野市、小諸市、伊那市、富士見町、御代田町、上田市、飯山市を達成。ホントにこのままのリズムが続けば77市町村なんてあっという間に到達するかもしれません。

現時点:15/77

まだまだ続くヒカリエ前ラッシュ

その後も、ただただ札を掲げて立っていれば誰かしら声をかけてくれる状態。ヒカリエ前って人通りも多くあって、気さくに声をかけてくれる人も多いのかもしれません。乗り換え口ってわけでもないので、急いでいる人がいないというメリットもあるんでしょうけれど。

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駒ヶ根ガール

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長和町ガール(真ん中)

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大鹿村ボーイ(花柄シャツの人)

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ウケる!!と言ってた軽井沢出身ギャルも

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木祖村ボーイ

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南木曽町ガール

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南箕輪村ガール(右)

木祖村や長和町など、ちょっと厳しいのかなと予想していた市町村も意外とあっさりクリア。結局、ここまでの間にさらに、中川村、豊丘村、辰野町、箕輪町、駒ヶ根市、長和町、茅野市、佐久市、諏訪市、大鹿村、塩尻市、大町市、軽井沢町、木祖村、須坂市、朝日村、南木曽町、下條村、南箕輪村を達成しました。かなりのロケットスタートを切っています。予想以上。ヒカリエってすごい!!

現時点:34/77

ヒカリエを去る!

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結構たまってきた!

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しかし、そろそろ陰りも見え始め……

既に3時間以上もヒカリエ前で粘ったのですが、だんだんと「市町村被り」が目立つように……。やはり、長野市や松本市出身の人が多く、のべ人数は増えるものの市町村の数では増えないという時間帯にさしかかってきたのです。しかも時刻は14時を回り、歩く人も暑さを感じる昼下がり。なかなか足をとめてもらいにくい状態を実感し始めました。

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ならば、移動します

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移動中もPRを忘れず

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移動中、店の前で営業していた不動産屋さんまでご協力!(駒ヶ根市)

次はどこへ行こうか、悩みどころでもあったのですが、何やらこの日は長野県関連の物産展が開かれているという噂。それを信じて、青山のとある場所まで歩いてみます。

物産展は長野県出身者の宝庫だった!

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やってきたのは青山にある「こどもの城」

ここでは、なんと中山道木曽路のフェアが開催されていました。信州関連のノボリがいくつも立っていて、ホントにたまたまだったのでびっくり。渋谷区内で同時に長野関連のイベントが立ち上がっていたことにちょっと感動します。

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主催者の人たちの協力がすごかった!!

ボードを持って敷地に入っていくと、すぐさま反応してくれた主催者の人たち。「俺は木曽町だけど、王滝村があっちにいるよ」など、人を勝手に紹介してくれてあれよあれよと、色んな市町村の人が増えていきました。ここには長野県の職員さん達もいたらしいので、これはちょっとラッキーでした。

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ある意味、荒稼ぎ

ここで、木曽町、王滝村、山ノ内町、木島平村、大桑村を新規獲得。きっと普通に立っていただけでは王滝村出身者なんて、そうそう出会えなかったことと思います。こどもの城に感謝。

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ついでにアルクマ君にも貼ってもらう事に!

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長野市と大町市の市境に貼ってもらいました・・・

アルクマの出身は日本アルプスらしいのですが、貼ってもらったのは長野市と大町市の間。日本アルプスと言って、ここを指すのかちょっと謎ではあるものの、担当の方がココで良いということだったので、これで納得することにします。

現時点:39/77

しばし休憩

そして青山をあとにしました。

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途中、歩道橋でPRしたり

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道路に向けたアピールをしますが・・・

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お腹が減ったのでお昼ご飯

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腹ごしらえはやっぱりお蕎麦です

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次なるポイントを探します

休憩を挟みながら、移動しながらも、いろんな人に声を掛けられはするものの、やはり既に出会っている市町村出身者ばかり。次なる目的地で勝負をかけたいところです。

現時点:39/77

次はハチ公前だ!

そして、次にやってきたのはハチ公前。渋谷で最も多くの人が密集する場所です。待ち合わせにも使われるので、暇を持て余している人が多い可能性も高いです。

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本田圭佑が見下ろすハチ公前の広場

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やや奇抜な服装の方も千曲市出身と聞けば妙に親近感を覚えます

人が多く、視線はビンビンに感じるハチ公前。ただし、ここではやや埋もれてしまうというリスクがあることも分かりました。基本的に、何かビラを配ったり、主張する人が多い場所なので、この日も自らの宗教観を訴える人たちや、フジテレビの某番組の取材スタッフなどがいて、あまり目立たないような状態に……。

時折、目を向けてくれる人がいても、長野市や松本市など既に出ている市町村名が出てくるのがやっと。場所の問題、人の問題ではなく、「被る」というのは単純に試練の時間になっている部分もありますね。

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着物をお召しの飯綱町出身者

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高森町や山形村出身者

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しかし、そうそう多くは続きません……

ハチ公前で45分ほど粘ってみたのですが、新規では飯綱町、高森町、山形村の3市町村しか出会えませんでした。しばらくすると、多人数の某団体さんがハチ公前で大々的にPRを開始……。その勢力に負けてしまいそうになったので、またしても場所を移動することにしました。

現時点:42/77

モヤイ像前へ!

次にやってきたのは、モヤイ像方面。もうラストスパートのつもりで、祈るように呼びかけてみます。なんだかんだと11時にスタートして、時刻は17時。6時間もほぼ立ちっぱなしというのは疲れてきます。可能なら、すぐにでも救世主が現れて終わってほしい気分。

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小川村出身のオジサマ

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生坂村出身のお姉さん(左上)

モヤイの前に立ってばかりじゃ、何も進まないと思うのと、はやる気持ちを抑えられないこともあり、チョコチョコと移動しながら、長野県出身者をとにかく待つだけの忍耐の時間。そんな中、寄って来てくださる方の「頑張ってください」という声だけが支えになっているのです。

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大学の説明会に来ていたという現役高校生とも出会いました

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信濃町出身のお姉さん(薄い緑色の服の方)

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松川村出身の方にも遭遇!

そんなこんなで時間はどんどん過ぎていくのですが、ちょっとずつ77全制覇に向けて前進を見せます。ハチ公前を飛び出してから出会った方々は、小川村、生坂村、坂城町、小布施町、信濃町、松川村の出身者。77まではまだまだ先が長いわけですが、ちょっとした充実感さえ覚えてしまうようになりました。

現時点:48/77

終わりのときは突然に

よし、あと29市町村だ。もう少し、もう少しと思いたかったのですが、一緒に検証を楽しんでいた大学生メンバー達も、それぞれ「バイトがあるんで…」という黄金の捨て台詞を残して去っていくのです。アベノミクス、消費社会、バイトと言えど労働をする人を止めることはできません。

そして遂に、朝からずっと一緒に歩んできた小布施さん(という飯田市出身の女子大生)からは、この言葉が飛び出してしまいました。

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・・・・。

48市町村をクリアして、これからだって時なのに、彼女の口からそんな言葉が飛び出したのは意外でした。とはいえ、既に時刻は18時。実に7時間もの間、渋谷中をぐるぐるしていたので、かなり疲労を抱えていたのも事実。自分の気持ちを胸に秘め、それを隠しながらムードメーカーとして頑張っていてくれたのでしょう。その言葉を境に、僕はこの検証を終えざるを得なくなってしまいました。

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結果(シールの色や形に意味はありません)

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雑ですが、塗りつぶすとこのように

検証時間は7時間。結果は77中、48市町村の方と出会うのが体力的に精一杯という結末。市の中で唯一出会えなかった『東御市』。町では、『立科町』『飯島町』『池田町』『上松町』『松川町』『小海町』『佐久穂町』『下諏訪町』『阿南町』が出会えず。そして、村では『栄村』『白馬村』『小谷村』『売木村』『根羽村』『高山村』『原村』『喬木村』『野沢温泉村』『宮田村』『泰阜村』『青木村』『麻績村』『北相木村』『平谷村』『南牧村』『天龍村』『筑北村』『阿智村』が出会えず。結局、合計29市町村出身の方とは残念ながら出会うことができませんでした。

しかし検証は続く!!

ただし。今回検証を手伝ってくれた方々は、6月29日に渋谷ヒカリエで開かれる『信州若者1000人会議』というイベントの実行委員メンバー。当イベントは、長野県出身の方が渋谷ヒカリエに1000人も集って、将来のこととか、地元のことを考えるコミュニティ作りをしましょうというもの。

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そのイベント内でも、今回の検証に使った長野県の白地図は設置されます。そして、出身者別のシール貼りを行うそうなので、今回出会えなかった29市町村の出身者の方は是非ともイベントに参加して、検証に一役買ってみてください!

また、今回の検証の結末が知りたい方もこのイベントに参加して、最終的に、77市町村出身者が揃うのかどうかをしっかりその目で見届けましょう!!最終結果は6月29日に判明するわけです!

信州若者1000人会議

ちなみにオマケですが、長野県出身者の約90%の人が白地図から自分の出身地を判断できないということがわかりました。市町村境界は示してあるのですが、「えっと、○○市ってどこだっけ?」と狼狽える人がたくさんいました。長野県民の皆さん、自分の出身地くらいは分かるようになりましょうね!!