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長野ウラドオリ

信州のへんてこ情報ウェブ

9月14日、長野−富山間の高速バスが開通!! 信州に“ないもの”を探しに富山に行ってきた!!

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2013年9月14日、長野と富山を結ぶ高速バスが開通しました。長野電鉄が運営する高速バスで、権堂から富山駅前までを一日2往復する形となります。北陸新幹線の開通を前に、バスが長野と北陸とをつなぐ架け橋となりました。第1便の出発地点となる権堂バス停には、報道陣や関係者に混じってアルクマの姿まで!!

これからは長野から少し足をのばせば、富山の観光も楽しめるということなのですが、どんな楽しみ方が考えられるのか。僕が実際に乗って試してみることにしました。

出発から到着まで

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出発前のバスにはSBCが取材に乗り込んでいました

出発前、バスに乗り込んでいく乗客に対して「まだお時間ございますので、記念撮影などご自由になさってください」というアナウンスが流れていました。でも、多くの乗客は高速バス慣れしているのか、淡々とバスに乗り込んでいきます。まぁ、そういうもんですね。

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朝8時50分、手を振られながら出発!

その後、長野駅前で数人の乗客を拾い、昭和通り、高田、須坂、小布施、中野、豊田、柏原と乗車停留所を過ぎていきます。権堂から一般道で須坂長野東ICまで行き、そこから高速道路に乗っていくルートでした。なので、須坂以降の乗車停留所は全て高速道路脇にあります。

ちなみに、全部で乗っていたのは15人くらい。トイレの付いていない車両で、隣に他のお客さんは乗ってこなかったです。結構空いてますね。

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名立谷浜で休憩

午前10時くらいに名立谷浜SAに到着し、15分程度の休憩があります。海が近いので潮の香りがしました。北陸に向かう雰囲気が出てきますね。

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約3分ほど遅れて富山駅前に到着

そして、予定時刻の11時46分から約3分遅れで富山駅前に到着しました。道路状況も良好で、順調に進んでいったように思います。最初の出発便が無事に到着してよかったです。運転手の方はお疲れさまでした。

記念品がシュールだった

今回、初運行ということもあって乗客には記念品が配られました。そもそも10月末までは、富山市のバスや地電に乗れる1日フリー切符が付いているのですが、それとは別の記念品も用意されていたようです。

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富山で使える1日パス(これは10月末まではついてくるみたい)

長電の封筒に入れられたその記念品。わくわくして覗いてみると・・・

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バスの模型とバスガイドのフィギュア・・・

なんとそこに入っていたのは、バスの模型(長電バスのもの)と、バスガイドさんのフィギュア。相当なマニアなら欲しがるのかもしれないですし、バスの模型は子供さんでも喜びそうなのですが、バスガイドフィギュアはなかなかのシュールさを醸し出しています。

やったー!バスガイドだ!と素直に喜べる人は何人くらいいたのでしょうか。

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着せ替え用の服まで入っています

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全部脱がして……(裸に帽子と手袋と靴ってなんかアレですね)

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着せ替え完了

バスの車内でこんなことをしていたのですが、バスガイドの服を着せ替える作業ってシュールすぎます。高速バスの中で何をやっているんだって気持ちになりますし、ちょっと気分が暗くなってしまうのはなぜでしょう。妙に高揚しなかったのが、せめてもの救いです。

富山を見る

記念品の謎はいったん忘れ、お昼前に富山に到着すればあとは観光したい放題です。長野とはまた違った文化を持つ町なので、歩くだけでも楽しそう。

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富山弁!

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気付きましたか?という前置き・・・

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LRTのラッピング車両

富山は日本有数の路面電車タウン。早くから路面電車の整備を始めていて、富山駅を中心に南北に路線が伸びています。地方都市では、街中の移動はコミュニティバスが担うケースが多いのですが、ここではすっかり路面電車がその役割をつとめていました。地域の人にとっては普通なんでしょうけれど、よそから来ると路面電車を見るだけでも結構驚きです。

信州に「ないもの」を探す

いちおう、今回の旅のテーマは信州に無いものを探すということに決めました。せっかく他の街に行くのだから、信州では見られないものを堪能し、その街の文化に触れるというのが醍醐味。鉄則ですね。

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路面電車に乗ります

ということで、早速富山の路面電車に乗って街を探索してみます。信州に“ないもの”を見つけられるでしょうか。

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路面電車の中

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小泉町というところで下車します

富山駅前から路面電車に乗って南に進み、小泉町というところで降りてみました。実は、事前にリサーチした結果、このあたりに信州に“ないもの”があるというのです。

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道を歩きます(道路が広い!)


小泉町で降りてから、道路を東方面へ少し進むと・・・。


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ん?


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あ!


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でた!!


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そうです!『なか卯』

牛丼系チェーン店の筆頭にも挙げられる「なか卯」。親子丼など主力メニューが人気で、ファンもかなり多いのですが、長野県には1店舗もないのです。東京や関西方面から長野に移り住んだ人で、なか卯が無いことにショックを受けた人も結構たくさんいるんじゃないでしょうか。

でもこれからは大丈夫。長野から高速バスで富山まで来れば、なか卯を存分に堪能することができます。やった!

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富山市内にある、なか卯富山東中野店

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親子丼が美味しいのです。

もっと信州に「ないもの」を探す!

さぁ、なか卯を堪能したあとは、再び富山駅前に戻ります。今度はJRに乗って、信州に“ないもの”を探すのです。

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高山線という電車に乗りました

路線図だけを見て、高山線という電車が待つ富山駅の1番ホームに向かったのですが、電車を見てびっくり。なんと1両しかありません。しかもかなり古びた車両でレトロ感をビンビンに感じます。

たまたま時間が悪かったのか、そもそも人気なのかわかりませんが、かなりの満員状態でした。ここから高山方面に旅行で向かう人が結構いるってことなのでしょうか。

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速星(はやぼし)という駅に到着

富山駅から3駅、15分ほど乗れば速星という駅に到着します。ここで下車して、目的地までひたすら歩くのです。

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アル・プラザ富山と専門店が入る、『ファボーレ』

15分ほど歩けば、大きなショッピングモールが見えてきて、そこが『ファボーレ』という富山市内では人気の施設。同じように速星で降りて徒歩で向かう人もたくさんいました。車で行く人が大半なんでしょうけれど、電車でアクセスする人も結構いるようです。

そんなファボーレ内に、信州に“ないもの”がありまして。それが・・・

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カプリチョーザ富山ファボーレ店!!

イタリアンの人気チェーン店であるカプリチョーザも、長野県には“ないもの”の1つ。以前は長野駅前に店があったのですがいつしか閉店、撤退してしまったので、ある意味では『なか卯』よりも残念に思う人が多そうです。

僕自身も、学生の頃に何度か長野駅直結のカプリチョーザによく行っていたので、この店に対する思いはかなりのもの。ショッピングモール内の店舗ということもあり、1人で来ている人はいませんでしたが、念願のカプリチョーザを食べるのです。

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季節限定の冷やしカルボナーラをいただきました

というわけで、長野駅前のカプリチョーザが懐かしい人もこれからは大丈夫。高速バスで富山まで行けば、いくらでもカプリチョーザを食べまくることができるのです。長電高速バスサマサマですね。

岐路につく

なか卯とカプリチョーザを堪能できれば、もう富山に思い残すことはありません……。と言いつつ、ハンバーガーチェーンのサブウェイも行っておきたかったのですが、日帰りするにはちょっと時間的に折り合いがつきませんでした。最近では長野県に進出してくるフランチャイズも多くなりましたが、まだまだ県内にないお店も多いですね。

それでも、長野から富山まで高速バスが繋がったことで、なか卯カプリチョーザに行きやすくなったのは非常に嬉しいこと。富山の楽しみ方はたくさんあるんでしょうけれど、長野ウラドオリでは、高速バスで日帰りする場合は、この2店舗を巡ることをオススメします!

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16時40分に、富山駅を出発して長野に帰りました

初日だっからなのか、この日は行きのバスで見かけた人を帰りのバスでもチラホラ見かけました。みんな、なか卯やカプリチョーザに行ったんですかねぇ?