
横丁多し!
一見、スルーしてしまいそうですが、何でしょうか? この看板……。黄色に黒文字なので注意喚起している看板だとは思うのですが、あまり見かけない表記なのでちょっと疑問です。実際、ネットで調べてみても全くといっていいほど出て来ません。

20号を上り方面に向かうと看板があります
見つけたのは国道20号。場所は長野県富士見町です。向かって右側には川が流れていて少し行けば山梨県北杜市に入ります。

看板に背を向けるとこんな光景
そもそも、横丁とは何でしょうか。
思い出横丁、恵比寿横丁、アメヤ横丁など立ち飲み屋さんが並ぶグルメ通りという印象が強いですが、ここで書かれた「横丁」はそういう類いの横丁なのでしょうか。

飲食街がありそうな気配はありません

いったい何だ??
辞書によると「表通りから横へ入った町筋。 また、その通り」とあります。別に飲食街がなくても、横丁は横丁なんですね。ちなみに、もともとは江戸時代の町の区画割りに関係しているのだとか。

そう言われてみれば横丁らしきものが多い気がします
国道20号(甲州街道)を表通りだとすれば、そこから横へ入っていく通り、つまりは「横丁」のようなものが多いようにも思われます。あまりこうした通りを横丁だと認識することはなかったわけですが、言われてみれば納得できるような気も……。
国道20号は信号も少なく、かなりスピードが出やすい通りです。トラックなど物流の車も多いですし、夜でも昼でもビュンビュンと車が通り過ぎていきます。そういう意味では、横から車が入ってくるかもしれないから注意して! という意味で『横丁多し!』という看板があるのかもしれません。
ドライバーは、注意しましょうね。