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長野県ならではの看板を発見した

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長野県内で、こんな看板を見かけました。

長野県民にとっては割と普通なのかもしれませんが、県外の人、特に都会に住んでいる人からすると結構衝撃的な看板だと思います。いろいろ疑問点はあるものの、何より「発砲」という文字から受けるインパクトが強烈です。

まずは、『発砲注意』から整理していきましょう。

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『“発砲注意”マレットゴルフ場有り』

この看板を見かけたのは長野県の佐久市というところなのですが、佐久市に関わらず県内では『発砲』に関する看板が設置されています。これは、狩猟免許を有する人の猟銃使用に対しての注意看板。文字を見たままですが、「ハンターの皆さん。鉄砲撃つときは、気をつけてね」と注意を促しているわけです。

日本では『鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律』が定められています。日本国内における鳥獣の保護と狩猟の適正化を図る目的の法律で、環境省が主務官庁。対象となる鳥獣は、野生の鳥類28種と哺乳類20種となっています。

この看板を見かけた佐久市でも、『佐久市鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律施行細則』が定められていて、各自治体が法律に関する細則を定めていることが多いようです。

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市街地に熊が出たというニュースもよく聞くようになりました

最近では、民家や市街地に熊が出たというニュースを耳にすることも増えました。銃を使った狩猟も、山奥だけでなく、市街地から少し離れた里山でも多く行なわれていることでしょう。なので、常に山が近くにある長野県内では、こうした『発砲注意』という看板が多く設置されているのです。



では、続いて『マレットゴルフ場』について。


発砲注意を促す看板は、全国いろんなところで見られます。しかし「マレットゴルフ場有り」という文言は、長野県ならではと言えるでしょう。

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長野県内にあるマレットゴルフ場

そもそもマレットゴルフとは福井県で生まれたスポーツで、パターゴルフとゲートボールの中間のようなもの。専用のスティックでボールを打ち、決められたカップの中になるべく少ない打数で入れる競技なのです。使うボールはゴルフボールより大きく、ゲートボールに近い感じ。

全国で最も盛んに行なわれているのが長野県で、県内のいたるところにマレットゴルフ場が存在します。河川敷から、高原、公園、お寺の境内にもあったりと様々で、子供から大人までもが競技に励んでいるようです。県外の人からすると、ちょっと不思議な文化かもしれません。


ということで、長野県では、猟銃を持ったハンターたちに「マレットゴルフ場が近くにあるので、人がいますよ!」と注意喚起する必要があるようです。ちなみにこの看板のあった場所の近くには、臼田総合運動公園というものがあり、マレットゴルフ場のほかテニスコートや多目的広場が備わっています。


「“発砲注意”マレットゴルフ場有り」

事情を知らなければかなり衝撃的な看板ですが、いかにも長野県を表現しているなぁと思ってしまいました。