長野ウラドオリ

信州のへんてこ情報ウェブ

ブレずに生きる僕の奥さんの話と、結婚して1年で感じた夫婦というものの話

<スポンサードリンク>
長野ウラドオリを始めたころ、僕はまだ独身でしたが昨年結婚して妻ができました。
今日は、そんな「奥さん」について書いてみようと思います。

このブログの趣旨でもある「信州のへんてこ情報ウェブ」にそぐわない内容ですが、奥さんも長野県の在住経験があるので大目に見てください。

sIMG_91513
奥さんです

ちなみに、僕は他人に妻のことを言うとき「奥さん」と言うようにしています。「嫁」というと高圧的な感じがして嫌なのと、「カミさん」とか「家内」とかいうと一気に老け込む気がして嫌だからです。(でも、奥さんって、他人のお嫁さんに対して使う言葉っぽいんですよね)

というわけで、ここから永遠と自分の奥さんについて書く。ご覚悟を!

奥さんはぶれない

奥さんは、小学生の頃から動物が好きだったらしい。

動物関係の仕事に就こうと考え、信州大学の農学部食料生産学科に進学(この時点で結構すごいと思ってます)。大学では動物行動学とか、そういうのを専攻していた。

大学1年の頃からの付き合いなので、そんな彼女を長い間、横で見ていた僕。
その生活ぶりはすっごく異質で、大学ではとにかく動物と戯れてばかりいた。


sIMG_3207
これ、信州大学の農学部


研究室でいろんな動物を飼育していて、その世話をやんなきゃいけなかったらしい。

その世話は交代制になっていたようで、僕はたびたび「馬当番」という言葉を聞いた(後にも先にも奥さん以外から馬当番なんてワードを聞いたことがない)。

馬のひづめを掃除したり、馬を散歩させたりする。一度だけ「馬当番」に付き添ったことがあったが、僕はとても恐くて馬に近づけなかった(その日は12月25日で、馬小屋を掃除するのがクリスマスデートでした)。

馬はデカい。デカい動物が急に動いただけで怖い!
そして動物特有のニオイがするから、余計怖い!

……同じ大学の学生と思えないくらい非日常すぎる。


信州大学がタコアシ大学ということもあって、僕と奥さんは120kmくらい離れたところに住んでいた。僕は県庁所在地の長野市で、奥さんは南箕輪村という村。この距離感もあって、余計に僕は彼女の日常を「特殊」だと感じていたのかもしれない。


その後。

大学院まで進んだ奥さんは、修士課程を終えて「移動動物園」に就職。小動物を幼稚園に持って行って、ふれあいサービスを提供する業者だ。

その業者は植物園や動物園から飼育委託も受けていたので、色んな動物園に行って飼育業務をしたりもしていた。すごく簡単に言うと、彼女は動物園の飼育員になった。


ss2014-09-28_1814
移動動物園で働いていたとき奥さんが取材されたもの(レポドラ日記より


国立大学の大学院を出て、動物飼育という仕事を選ぶのはある意味、勇気がいると思う。

同じ大学の知人で、機械システム工学科を出て、トラックの運転手になりたいと言っていた人がいたが、教授に全力で説得されていた。職業選択の自由というけれど、信州大学を出た人が進むべき進路ってある程度限定されている風潮がある(特に長野県内だと強くある気がします)。


でも、奥さんはブレなかった。小学生の頃から考えていたので、動物の飼育現場という道を喜んで進んだ。すごくシンプルな考え方で就職し、僕と結婚して同居するギリギリまで8年間くらい働いていた。

こういう進路のとり方を僕は尊敬している。
僕の方はというと、大学の専攻に合わせてそれっぽいところに就職し、結局あとになって自分がやりたいことと違うと思って転職した。僕が転職を決意したとき、彼女の生き方に影響された部分が多いにあったと思う。


奥さんは僕のやってることを変だと思わない

実は長野ウラドオリは、開設当初は3人で記事を書いていた。僕の書く量が圧倒的だったことや、僕の理想が強すぎたこともあったのか、1年ぐらいで他の2人はフェードアウト。

その頃、メンバーだった1人がこんなことを言っていた。

「嫁と一緒に軽井沢に行って、ブログ用に写真パシャパシャ撮ってると、“気持ち悪いからヤメて!”と言われるんだよ」


おまえ、どんな写真の撮り方してんだ?!


と思ったが、変な看板を見つけたり、観光名所でもない謎の銅像に向かって何度もシャッターを切ってる姿は確かに異様かもしれない。そういう発言をした友人の奥様の気持ちも、痛いくらいにわかる。
たぶん、こういうブログをやってる人達の取材風景は、端から見るとけっこう変だ。時には、かなり変なことだってある!


sIMG_5984
軽井沢は良いところですよ


ただ、うちの奥さんはなぜか、そういうコトを変だと言わない。
むしろ「もっとこうやった方が良い」と忠告してきたりもする。

これは、僕のやりたいことを許してくれているというより、理由のはっきりした行動だから異論を唱えないんだと思う。「ブログで目立つ!」という目標と理由が、不思議と夫婦間で共有されている。

とくべつ血気盛んな女性ではないけれど、奥さんは、密かに「ブレない」という信念を持っているのだ。でも、意識しているようには見えないので、無意識的に、その辺の軸が備わってるのかもしれない。


sIMG_91894
家ではこんな感じで


ssunnamede
おもしろい寝方をするし


sIMG_7706d
よくお菓子を食べているけど


2人とも休みが不規則だが、よく一緒に出かける。たいてい、僕が行きたい、やりたいと言ったことに同調して付き合ってくれる。本当に、なんでも好奇心を持てる人で助かる。

基本的に、僕は「〜〜だから行きたい」「〜〜だからやろうと思う」と、なるべく『理由』を言う。そうすることで、ある程度わかってくれる。理由なんて単純で良い。これはすごく面白いと思うから行きたいとか、行ったら知り合いが増えそうだから行くとか、そんなんでいい。

理由がないことなんて無いのに、理由を言わないことの方が怖い(何気に躾けられている気もするけれど)。


奥さんというチェック機能

そんなわけで、結婚してから奥さんは動物飼育の仕事を辞めた。いまは派遣社員として都内で事務員をやっている。慣れない仕事で大変だったみたいだけど、数ヶ月もすれば職場の人とも仲良くやってなんだかんだ楽しそうだ。


sIMG_2271
いまは家でデグーというネズミを飼っています


僕がブログを書くと、奥さんが「最後の方、字が間違ってたよ」「途中、意味のわかんない文章があったよ」など忠告してくれる。

また、僕が仕事で企画書を書いたりすると、まず奥さんに見せる。読んでもらって率直な感想を言ってもらったりするし、自分では気付かない部分を指摘してもらったりしている。

いつしか、奥さんは僕のチェック機能役になった。絶対にお世辞は言わないし、一番正しく計り知ることができるからこれ以上のチェッカーはいない。


夫婦ってこういうもの!?

なんだか、自分の奥さん自慢をしているだけの記事になってしまった。

ただ、ブレないことの大切さとか、夫婦ってこういうものなのかなとか、そういうのをブログと結びつけて整理しておこうと思ったのです(たった一年ちょっとの夫婦生活だけど)。


最後に、そんな奥さんが学生時代、ずっとバイトしていた店を紹介しておこうと思う(無理矢理だけど、長野ウラドオリらしくなりましたか?)。

青い塔 (あおいとう) - 伊那市その他/かつ丼・かつ重 [食べログ]

この「青い塔」はソースカツ丼が美味しい伊那の名店。常連さんも多く地元でも人気店です。僕も何度か行ったことがありますが、ホントに美味しいです。

美味すぎて一度口に運んだら、二度と口を開きたくなくなるぐらい。
伊那方面を訪れたら、ちょっとムリしてでも行くべきです!