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下諏訪町にある「とうふのひだや」には、天使のようなお婆ちゃんがいる!

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下諏訪町で営業している「とうふのひだや(飛騨屋)」。

いかにも古き良き日本の豆腐屋といった感じのたたずまいは、その存在だけで癒されます。主張しすぎず、味わいのある素朴な看板も良いですし、歴史深い下諏訪の町によく似合う。

そんな「ひだや」の存在を知ったのは、同じく下諏訪町にあるマスヤゲストハウス古い旅館を改装した素敵なゲストハウスです)に泊まったときのこと。宿のオーナーに、「“ひだやには天使のようなお婆ちゃんがいるから、ぜひ行って!」と強く言われ、あまりに気になって足を運んだのでした。

天使?

天使すぎるアイドル(ようするに外見がカワイイという意味)というのは聞いたことがありますが、きっとそれとは少し意味が違うはず。イメージできるようでできない、ふわふわモヤモヤした感覚。でも、実際に行ってみると、事前に聞いた通り、おばあちゃんはまさしく“天使”だったのです。

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天使がいました

店の扉を開けると、奥からお婆ちゃんが現れました。店が自宅と兼用になっていて、お客さんが来ると部屋から出てくるようです。

小さく、か細くて、上品で、清潔感があって、静かな静かな足音とともにふんわり近付いてくる。そんなお婆ちゃんでした。目鼻口など顔のパーツはどれも小さいけれど、きちんと整っていて、小顔美人といった雰囲気。そんなお婆ちゃんが背筋をピンとのばしてゆっくり動いているのです。僕の目の前で。

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ひとつひとつの動作がゆっくりで繊細

豆腐一丁を注文すると、桶の中にある豆腐を確認。用意した容器に、豆腐を取り出す。そして水を切って、プラスチックケースに入れる。仕上げに水切り紙を乗せ、最後にビニール袋に入れてこちらに運んでくださる。

それらの動作がとっっってもゆっくりで、でもそれが遅い、鈍いという感じではい。ともかくひとつひとつの動きが繊細で丁寧なのです。ただ豆腐をとるだけの動きも、無意識的、機械的ではなくて、着実にひとつひとつの動作を『完了』させていく感じ。

その動きについつい見とれ、うっとりしてしまいました。天使というのは、まさにこのこと!(か、どうかは知りませんが、ここではそういうことにします)非常に印象深いお婆ちゃんでした。

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お婆ちゃんが売ってくれた豆腐

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冷や奴で食べます

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醤油をかけるだけで美味しかったです

なかなか旅先で豆腐一丁を購入して食べることなんて無いのですが、天使がくれた豆腐ということで、美味しくいただきました。実際、ほんとに丁寧に作っていて、味に現れていると思います。

きっと地元で愛されてる豆腐屋さんだとは思いますが、ぜひ観光や旅で訪れた人も、ここのお豆腐を味わってみてもらいたいと思います。お婆ちゃんをジロジロ見るのはちょっと下品ですので、そっとそっと、その上品な天使っぷりを堪能してください。


▼とうふのひだや
長野県下諏訪町中央通312