
485種類の苔が生息するという「苔の森」に行ってきました。
苔の種類なんて素人には判別できないので、485という数字がどれだけすごいのか分かりませんが、視界に苔が広がる世界は圧巻です。
場所は佐久穂町にある白駒池。標高2000mを超える八千穂高原にあります。国道299号が走っているので、車で訪れる人も多かったですし、天気がよかったので自転車で来ている人もいました(スゴイ…)。
では、そんな苔の世界をモスっと紹介しましょう!

駐車場のすぐそばに入口のようなものがありました
白駒池までは駐車場から徒歩15分ほど。
整備された遊歩道(わりと緩やかです)を歩いてアクセスします。

こんな道を進みます

途中で二手に分かれますがどちらからでも池に行けます

白駒池
しばらく歩くと白駒池に到達します。ここまでの道でもたくさんの苔があったのですが、より本格的な苔ワールドはここから先。白駒池を一周するように歩いていると、苔の世界に迷い込めるのです。

こんな看板がありました

これ、もののけの森

苔だらけでした
正直なところ、苔を見ても詳しいことがわからないし、美しいという感情もあまり湧いてこないのですが、鬱蒼と茂るみどりの苔たちは圧倒的なオーラを放っています。できれば、博学のガイドさんと一緒に来たかった。
ルーペとか虫眼鏡を持って歩いたらもっと楽しかったことでしょう。霧吹きで水をかけると、苔が踊るように動くと聞いたことがあるので、そういうのもやりたかったです。あぁ失敗……。

水辺の苔も綺麗です

葉っぱみたいな苔

芝みたいな苔

もやっとした苔
分からないなりにアップで写真を撮っていると、苔の神秘性がぐんぐん増してきました。はたから見るとすごい滑稽な体勢でカメラを構えていたように思います。自分でも気づかないうちに、苔の世界にどっぷりハマってきた。作られた苔ではなく、原生林だからこそのオーラが人々を苔の世界に誘い込むのだと思います。

池のまわりには山小屋もあるので休憩もできますよ!
信州は夏に行きたくなる山の観光地が非常に多いエリアですが、中でも八千穂高原はそれほど人もおらず穴場かもしれません。行けば必ずハマる苔の世界。ぜひ、ご堪能あれ!