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長野ウラドオリ

信州のへんてこ情報ウェブ

YOUは何しに信州へ? 外国人観光客についてったら、実はそのひとスゴイフォトグラファーだった!

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YOUは何しに信州へ?Why did you come to Shinshu?
長野駅に到着したばかりの外国人観光客に声をかけ、何しに信州に来たかを聞いて、なんなら一緒について行かせてもらおう!


そんな企画を実行してみました。……そう、あの人気テレビ番組をそっくりそのまま信州バージョンで完コピ。パロディ、オマージュと言えないほど節操なくパクってますが、どうか個人ウェブサイトレベルということで怒らないでください。一度やってみたかったのです。

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日曜日の長野駅、観光客もたくさん

新幹線が到着すると観光客が駅からあふれ出て、たくさんの外国人が信州に降り立ってきます。
みんな何かを求めて信州に来てるんですね。それぞれに事情があると思うんですが、改めて外国人観光客を目で追っていると全員気になってきます。

ということで、早速インタビュー開始。

NEF
YOUは何しに信州へ?

こちらはカリフォルニアから来られた4人組。信州にはスノーモンキーを見るために来たらしく、これから「東京」に向かうのだそう。いっそ東京までついてっても良かったのですが、もはや信州を離れる人を追いかけてもなぁ……と思って、ここでバイバイ。

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よき旅を!


次は、コンビニから出てきた男性。


NEF
熱心に話を聞いてくれました

こちらの方はこれからバスに乗って白馬に行くらしく、スキーやスノボをするのか?と聞くと「メイビー」と言ってました。冬の白馬でゲレンデ行かないパターンもあるのかな……。

話の流れで、ついて行ってもいいですかと聞くと、男性は目を丸くして「WHY?」。英語が全然できないボクは企画の意図をうまく説明できず、同行することを断念しました。(そりゃ、そうだよね。ついて行って良いかと言われたら、なんで?ってなるよね)


これ、ちゃんと英語力がある人がやらないとダメなんだなと痛感。
英検3級とるのが精一杯だったボクにはハードルの高い企画なのかもしれません。


NEF
でも続ける!

それでもめげずに取材を続け、次に声をかけたのがこちらの男性。
ひとりで大きな荷物を背負っていました。


つたない英語力を駆使して聞いてみると、オーストラリアのシドニーに住んでいる「Christopher Nour(以下、クリス)」さんという方で、松本駅から長野駅に来たところなのだそう。これから電車で湯田中まで行って旅館に泊まり、翌日野猿公苑へスノーモンキーを見に行くみたい。

信州に来た目的は、松本城とスノーモンキーを観るため。善光寺はスルーしていくみたいなので、やはり外国人にはお城とスノーモンキーが人気なんだなと改めて痛感しました。


ということで、クリスに「ついていってもいい?」と聞くと即座にオーケー。お言葉に甘えてついて行くことにしました(良かった)。長野電鉄を使って、湯田中駅に行きます。

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Christopher Nourさん、長野電鉄で湯田中に行く

湯田中までは1160円かかるよと言うと、すかさず「expensive(高っ)!」。ちょっと納得いかなかったのか「往復なのか?」と確認してましたが、残念…片道でその値段なのです。確かにちょっと高いですよね。

さらに特急料金が100円かかると言うと、すごく残念そうな表情をしてました。しょうがないね。

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クリス、電車の待ち時間はアイスを買って食べてました
ちなみに、クリスの左側に写ってる女性は地元カンパニーという会社のナカノちゃん。最近、自分の休日を他人に貸し出すという変態的な取り組みをしている不思議な女性です。その取り組みをまんまと利用させてもらって、この日はボクの取材に協力してもらっていました。

▼ナカノちゃんのことはこちらのリンクをどうぞ
ナカノの休日を提供します。(12/5追記) - ナガノのナカノ
そういえば、ナカノちゃん。クリスに「ヒー イズ ユア ボーイフレンド?」って聞かれたとき瞬殺でNO!!って言ってたな。まぁいいけど……。

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クリスがチョコをくれました

待ち時間があったので少しクリスのことを聞いていたら、年齢は21歳で現在大学生。しかも医大生なのだそう。将来はドクターになると言っていて、研修医なのかよくわかりませんが既に執刀とかもやっているようです。

医大生だなんて、なんかスゴー!

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患者のほっぺにメスを入れてる写真を見せてくれました…もう医者じゃん

自分にもっと英語力があれば、深い話までできたんでしょうけれど、アーユースチューデント?って言うだけで精一杯だったので、これくらいのことしか聞けなかったのが残念でした。

SNSのことも話してくれてFacebookやInstagramなど一通り登録しているらしいのですが、主に使っているのはsnapchatとのこと(初めて聞いた)。写真や動画を送っても、一定時間経過するとログから削除されるのが特徴らしいです。

オーストラリアの友人はみんな使ってるよと言ってました。日本でも流行るかな。

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不意に鏡に向かって行き、髭を剃り始めるクリス……

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やがて電車の時間になったのでホームへ

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特急はすべて自由席でした

旅で疲れていたのか、電車に乗るとクリスはすやすやオヤスミ。

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約50分で終点湯田中駅に到着です

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湯田中駅では英語ペラペラのガイドさんがいました

スノーモンキーが世界的人気だからか、湯田中には外国人観光客がたくさん。それらを受け入れるため、駅の観光案内所には数人のガイドさんが控えていて、皆英語がペラペラでした。ガイドのおばちゃんとかおじさんとか、むっちゃかっこいい。


さて。

ここからは、クリスが泊まる旅館の人が駅まで迎えに来てくれることになっていて、大変申し訳なかったのですが、ボクたちも急遽車に乗せてもらって旅館まで行きました。急に押しかけたうえに、宿泊もしない人間なのに、愛想よく乗せてくれて本当にありがたい。

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車に乗せてもらいます(本当にありがとうございます)

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車に乗せてもらって渋温泉の旅館へ

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やってきたのは小石屋旅館

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クリス、チェックインしてます

ここ小石屋旅館は、廃業した旅館を改装して2015年8月にオープンしたばかり。

宿泊客以外も利用できるカフェバーを併設し、低価格で泊まれるように個室に加えてドミトリー部屋まで備わっています。この日、お客さんは外国人ばかりで、満室。スタッフさんも英語にちゃんと対応していて、外国人を受け入れる体勢はバッチリのよう。クリスも旅館を見て「ベリーナイス!」と、すっかり気に入ってました。古い旅館の味もきちんと残っていて風情があるのも良いですね。

▼渋温泉 小石屋旅館 | Shibu Onsen Koishiya Ryokan

……普通に泊まってみたくなります。


チェックインが終わったあとは、渋温泉をぶらぶら散歩。クリスは東京で食べた餃子が気に入ったみたいで、「餃子が食べたい、餃子が食べたい」と言ってます。

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温泉たまごにはあまり興味を示さず……

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結局、中華料理屋さんに入りました

小石屋旅館のすぐ横に「徳味(とくみ)」という中華料理屋さんがあり、CLOSEになっていたのですが扉を開けて聞いみると「いいよ」と言われたので入りました。メニューを見るとちゃんと餃子もあるので、クリスも満足してくれるでしょう。


そして、クリスが注文したのが……。

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チャーシュー麺(800円)

「餃子は?」と尋ねると、なぜか「ノーギョウザ」

思わず、頼まへんのかい!と言ったのですが、たぶんクリスには伝わってないでしょう。ボクの英語理解力に問題があったのか、そもそもギョウザが欲しかったのかどうかも怪しくなりました(ずっと言ってたんだけどな……)。

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器用に箸を使ってました

しかし流石は外国人。ラーメンをずるずるとすすることなく、静かに静かに食べていました。海苔は苦手だったみたいで残していましたが、基本的には美味しそうに食べるクリス。オーストラリアにもラーメン屋はあるらしいのですが、かなり高いみたい。価値が違うんですかねー。

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世界地図を指差して旅を語るクリス

食べ終わると、今回の旅で回ってきた国を教えてくれました。南アメリカにはじまって、ヨーロッパに行ったり世界あちこちを回っているらしく、かなり長旅の模様。日本を出たらオーストラリアに帰ると言ってましたが、そもそも12月のオーストラリアは夏だし、バカンス休暇があるのかもしれません。


さらに話を聞いてみると、クリスは医大生でありながら「フォトグラファー」としても活躍していることが判明。そういえば、大きなリュックに立派な登山用品が見えていたのですが、雪山に登って写真を撮ったりしているようです。

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クリスがパタゴニアで撮った氷山の写真

自身の公式サイトもあって、なんとあの“ナショナルジオグラフィック”にも写真が掲載されていたりするのだそう。なにそれ、本気の人じゃん!! 確かに撮影してる写真はどれもキレイだし、自然美や自然の雄々しさがしっかりと表現されている気がします。21歳と若いのにスゴイな!!

でも、卒業したら医者か写真家どっちになるの?と聞くと、食い気味で「ドクター」と言われました。ま、医大生だからそうよね。趣味を謳歌しているんですね。かっこいい。

NEF
最後にこちらの連絡先を渡して終了!

食後、宿に戻ったところで今回の取材は終了。

たまたま出会ったのがスゴイフォトグラファーだったこと(しかも将来は医者になる)や、外国人にはやはりスノーモンキーが人気なんだと分かってよかったです。

小石屋旅館という宿も新たな発見でしたし、またこういうのやりたいなと思いました。取材に協力してくださった皆さん、ありがとうございました!