
志賀高原の横手山。
この山、標高2307mもあるのに山頂まで車とリフトでアクセスできるのが特徴なんです。地に足つけて、一歩一歩をかみしめて登っていくのが「登山」だとは思いつつ、とっても気楽に高原の空気を味わえるのは良いですね。
しかも、山頂には日本一標高の高いパン屋、そしてイギリス発祥と言われる「クランペット」の専門店まであるので、涼しい風を感じながら優雅に過ごせるという、ライトレジャー感が満載! 長野県って市街地は意外と暑いのですが、さすがにここまで来れば快適すぎます。涼しい、なんなら寒い、異世界、夏にイイすぎる。

スカイレーターという乗り物で山頂まで行きます

その後、リフトに乗って山頂へ
国道292号をずんずんと山に向かって進むと、横手山ドライブインという場所があり、そこからスカイレーター(動く歩道のようなもの)に乗ることができます。乗り継ぎのリフトと合わせ、往復で1000円。
もちろん、歩いて登ることもできるんですが、これを使えばわずか10分ほどで山頂まで行けてしまいます。ただし、天候によってはリフトが止まってしまうこともありますし、そもそも国道292号の一部は季節と時間によって通行禁止になっているので、その辺だけ注意が必要。
で、、山頂へ。

横手山頂ヒュッテ

日本一標高が高いパン屋と言われています

ロッジのような雰囲気ですね
横手山山頂にあるのは、雲上の宿「横手山山頂ヒュッテ」。
一年を通じて宿泊もできる施設なのですが、焼きたてのパンを売っているので、ピクニック気分でランチに訪れる人もとても多いようです。日本一標高の高いパン屋として各種メディアでも広く取り上げられています。
ちなみに、冬季通行規制があったりするのに年中宿泊できるのは、この宿が車で送迎してくれるからなんだとか(特別な通行証があるらしい)。冬に泊まって星空観測なんてやったら、最高でしょうね。というかリフトが止まったあとの時間に見る夕日とかも最高すぎる。
横手山頂ヒュッテ | 標高2307m〜雲上の宿〜

クランペットカフェ

デザート風のクランペット

食事っぽいクランペット
クランペットっていうのは、小麦粉と酵母で作るイギリス発祥のパンで、専門店としてはココが日本初なのだそうです。オリジナルで、いろんな種類のクランペットが用意されているので、おやつにも良いし、ランチにも良い。あと、コーヒーが美味しい上に店もゆったりしているので、高原のカフェでぼーっとしてるだけで贅沢休息。
ちなみにこの場所、以前は期間限定でスターバックスが入っていました。
その後、スタバのスタッフだった人が独立して、クランペットカフェをオープンさせたのだそうです。夏のハイシーズンには店内が満席になるほど人気なようで、すでにクランペット流行の兆しが見えつつあるのかも……。
CRUMPET CAFE SHIGAKOGEN | クランペットカフェ 志賀高原

雲に包まれるとこうなります
がっつり登山も良いと思いますが、こういうライトな感覚で楽しめる高原っていいですよね!?
しかもオシャレで美味しいカフェがあったりして、ゆったり過ごすには最適。志賀高原はスキーの場所っていうイメージが強く、なかなか夏山を楽しむ感覚がメジャー化されてないかもしれないですが、いまならまだまだ穴場な横手山。夏の休暇にとっても良いですよー!