
つい先日、このブログ読んでくれている方から「鮎川バーベキュウセンターに行って欲しい」というメールをいただきました。その方いわく、“期待を裏切らない昭和を感じるとっても美味しい焼肉屋”とのこと。妙に気になったので、メールもらったその週にすぐ行ってきました。
するとこれがスゴイ!
レトロ感もあるし、インパクトもあるし、古いお店特有の入りづらさもある。
・・・そしてめっちゃ美味しい!
では、いきましょう。ノスタルジア。

これがそのバーベキュウセンター!

見るからにレトロ感が漂っています
鮎川バーベキュウセンターがあるのは、長野県須坂市。
長野自動車道「須坂インター」から車で10分弱のところにあります。
バーベキュウセンター(バーベキューではなくバーベキュウな時点でなんかもう惹かれる)という響きだけだと、もっとアウトドア感ある雰囲気を想像してしまいますが、鮎川バーベキュウセンターは見ての通り、まちの食堂。…というか、看板がなければ民家にさえ見える。

手動です

店内
店に入ると女性の店員さんが2名ほど。ボクが「2人ですけどいいですか〜?」と聞くと、「6番が涼しいと思うのでどうぞ」と言われました。
一瞬、6番って何だろうと疑問に思いましたが、文脈的に考えて席のことだろうと察し、指差された方向に進んでみました。さぁ奥へ入ります。

鮎川バーベキュウセンターの廊下
奥の廊下を見ると、両サイドに個室。
扉に「6」と書かれた部屋があったので、そこに入りました。たぶん合ってる。

これが指示された部屋です

窓からは、ため池らしきものが見えてました

メニュー表
メニューを見ると。
お料理の欄には「若鶏バーベキュー」「チキン焼き」「鉄板焼き」の3つ。
店員さんに聞けば、「鉄板焼き」が王道なのだそうです。

鉄板焼き3人前(ぜんぶ鶏肉です)

ガス栓を開けながらマッチで火をつけます
基本ここでは、ドリンクや肉を持ってきてくれるだけ。火を点けたり、焼いたりというのは客側が行うシステムのようです。そうそう、ここはバーベキュウセンターだから。セルフなんですね。屋内型の個室バーベキューです。
ちなみに。
バーベキューの定義について調べてみると「半日以上じっくりと火を通した豚の丸焼きなどを指す」そうです。 短時間の直火だけで肉を焼き食す行為はバーベキューではなくグリルなんだとか。……ただ、この辺の定義を追求し始めるとよくわからなくなるので、一旦無視。

焼いていきます

タレ

いただきます
美味っ!!
これがめちゃくちゃ美味しい。
肉はやわらかいし、独特のタレが旨味を強烈に引き出してくれてるんです。
なかなか濃いニンニクダレだったので、上田市の「美味だれ」的な要素があるのかも。鮎川バーベキュウセンターの前の道をズンズン山の方へ進んでいくと、菅平へ出て上田につながってますからね。そっちの流れを受けているのかな。

なにこの美味しさ・・・
鶏肉は下処理が絶妙なのでしょう。肉だけの販売も行っているようです。
実際、食事中も頻繁に電話が鳴っていましたし、店にも肉の購入に来ている人がたくさんいました。

これはチキン焼き1人前
鉄板焼き以外のメニューも試してみようと思い、チキン焼きを注文してみると、「大サイズのもも肉が4切れ」に加えて「内臓系の肉」も添えられてやってきました。これで1人前ってすごい。

もも肉でかい・・・

ナイフとフォークで
結局注文したのは、鉄板焼き3人前、チキン焼き1人前、ウーロン茶2杯、ジンジャエール2杯。
合計で3390円。
安っ!
当然、お腹いっぱい。量が多くて美味しくて、なんでこんなに安いんでしょう。強いて言えば、鶏肉以外の肉はないので多少飽きてはきますが、仮にも個室ですし、すごいコストパフォーマンス。

鮎川バーベキュウセンター、、恐るべし、、、
鮎川バーベキュウセンター [食べログ]