
踏切があるんですけど、線路はないんです。
でも、カンカンカンカン鳴ってます。ちょっと謎な建造物。
実はこれ、飲食店兼博物館の入り口です。長野市街地から長野須坂インターへ向かう道沿いにあるので、見かけたことがある人も多いハズ。後ろの方に看板が見えてますが、トレインギャラリーというところなんですね。

もう一つ遮断機が

車両本機も展示されています

中に入ると博物館とレストランが

レストラン部分

主に蕎麦屋として稼働しているようです
トレインギャラリーの中へ入ると、博物館部分とレストラン部分に分かれていて、休日に行ったら結構お客さんが来ていました。単純にレストランとして利用している人も多いみたい。
でも、お子様連れの人なんかは博物館の方にも足を運んでいるようで、休日のお出かけスポットとして知られているようです。ボクは、いままで何度も通りかかっているのに知りませんでした。結構目立ってるのに。

博物館部分への入り口
博物館部分に入るには、別途入場料800円が必要でレストランで食事をしたら600円になります。(意外と高いと思ってしまったのですが、中に入るとそれだけの価値があることがわかります)

トレインギャラリーのトレインギャラリーたるスペース
入館料を払って中に入ると、そこは電車の模型だらけ。右側にどでかいジオラマセットがガラス越しに展示されていて、壁沿いにはショーケースに入った車両模型がぎっしりと展示されています。
こちらは、ショーケースの中の車両模型。

展示されてる模型

カシオペアとか聞いた事あるやつもある!

特急あずさ!
そして。
ジオラマセットの方は、長野の象徴的な建造物や風景がちりばめられています。ぜんぶ国産のもので3000種以上あるそうです。よくわからないけど、たぶんスゴイ!

古い長野駅があったり

善光寺があったりします

100円を入れると電車を動かせます
基本的にはこういった展示物を眺めたり、お金を入れてジオラマセットの中の電車を動かしたりして楽しむ場所なのですが、定刻になると「電車のショー」のようなものが始まります。映画館みたいなシステム。

館長さんが出てきたらショーが始まる合図です
やがてショーの始まりを告げるインフォメーションがあって、電車が動き出します。

新幹線が動いたり

夜になったり

朝が来たりします
長野(北陸)新幹線が動きだすことから始まって、やがて在来線の特急が走ったり、昔の車両が走ったり。丁寧にアナウンスで説明してもらえるので分かりやすいのですが、そもそも電車の知識がないボクは、終わって帰って来たらそのほとんどを忘れてしまいました。
そんなボクでも、ショーの最中は「へーすごい!」と感嘆をついていたので、間近で電車がギュンギュン動く様子は単純に爽快です。きっと、知識があればもっと楽しいんだろうなぁ。
トレインギャラリーNAGANO