
善光寺の近く。めちゃくちゃ裏通りにあって、隠れ家感のある店に行ってきました。
店の名前は、大福屋。ちょっと古風な感じですが元々は下宿所として使われていた建物のようです。古民家をリノベーションした店ってたくさんありますが、ここは特に建物の不思議感が強くて、足を踏み入れてるだけで“迷い込み感覚”を味わってしまいました。ノスタルジィじゃないんですよね、なぜか。

場所は長野市岩石町
店は、西宮神社の南側、武井神社の北側に位置する細い通りにあります。たぶん一発では行けないと思うので、迷うことを楽しみながらアクセスしましょう。あの辺の裏通りも歩いていると楽しいんですよね。

これ大福屋、下宿感めっちゃあります

自転車が目印ですね

玄関を入ると誰もいません
店の入り口。戸をくぐって中に入っても誰もいません。奥には本棚が並んでいて、古本が置いてあります。なんでしょうね、いきなり不思議感覚です。人がいない店。住み開き?…的な?
実はこれは大福屋の中の「古本部」というブロックだそうで。

大福屋のフロアマップ?
店は主に古本部、喫茶部という二つの部で構成されているようです。ただ、公式のツイッターを見ると、さらに牛乳部、音楽部、下宿部という部もあるみたいで、なんだか一般的なカフェで見受けられるシステムじゃないので少し戸惑います。
よくわからん人は、喫茶部を目指しましょう。要するにカフェです。

建物の中に石垣があったよ

レトロな階段

レトロな階段

レトロな階段
ちなみに古本部を少し覗いてみると。

誰かの家みたい

静かでした

意外とドカベンとかあります
で、大福屋の(おそらく)メインと思われる喫茶部へ。
めちゃくちゃ隠れ家みたいな店なのですが、すでにお客さんは1組いて、よくよく調べると長野市内のグルメブロガーさんの間ではすでに有名なニューオープンの店となっているようでした。ひたすらグルメな情報を発信してるブロガーさんは、どうやって情報をキャッチしてるんでしょうね。すげえわ。

喫茶部のスペース
店は女性が一人でやってるみたいで、メニューをみると紅茶や珈琲、オブセ牛乳などなど。でも「牛乳うどん」なるものがオススメとのことで、それをいただきました。(なに…!?牛乳うどんって…)
カレー出汁と、鶏ガラ出汁が選べたので鶏ガラの方を。

牛乳うどん

めっちゃ美味しいです
濃厚な牛乳がねっとり、という感じではなく、やさしいあっさり味でした。鶏ガラ出汁に牛乳をエッセンスとしてくわえてるというイメージでしょうか。不思議味を覚悟していましたが、とても美味しかったです。善光寺のまわりは蕎麦屋ばかりなので、うどんをいただける貴重なお店かも。
2016年12月にオープンしたばかりなので、たぶんこれからメニューも空間づくりも変わっていくと思います。楽しみですねー。
大福屋
長野市岩石町222-11