
松本市にある老舗の自転車屋さん、岡田バイシクル。相当古くからあるお店だと思いますが、自転車の販売店というよりも修理屋さんのようなイメージなのでしょうか。外から見ると、なんだか暗くて怪しいお店のように思ってしまいますが、店先に貼ってある宣言文がすごくカッコイイのでご紹介します。

これがその宣言文!
いきなり「紳士、並に淑女諸君」という文章がとっても達筆に書かれています。全文文字起こししますと。
日本国の食料の自給は、38%と言われています。資源が無いのであります。修理をするよりも買った方が安い。おかしいとは思いませんか、自転車だけは良いものを永く、点検修理をして使いたいものです。 “私は空気を汚しません、あなたは”ということだそうです。確かに仰る通り。こういうことを当たり前に言えることって大事ですね。岡田バイシクルはあなたのバイシクルです。

昔の写真もありました
昔は「岡田商店」だったようです。かなり老舗だということが伺えます。

競技用のシャツも飾ってありました
今っぽいオシャレ自転車は、オシャレな自転車屋さんで!っていうイメージの方が強いのですが、こういう老舗の自転車屋さんの方が圧倒的に技術と経験を持っていると思います。それに、宣言文にもあったように、「直す」ということをホントにしなくなりました。
1000円のボールペンより、100円のボールペンを10本という考え方なので、ゴミも増えますし、モノが溢れる時代になっているのは事実です。もし良ければ、宣言文を見るだけでも行ってみてはどうでしょう?少し考え方が変わるかもしれませんよ!