
信州サーモンを使った押し寿司に、アホウ寿司というものがあります。完全にカタカナで表記すると悪意の塊になってしまいますが、「葵宝寿司」というのが正式表記。そんなに多くの場所で売っているものではなく、サービスエリア等に置かれているようです。ちなみに写真のモノは新宿高島屋で開催されている「大学は美味しい!フェア」にて、松本大学が販売していたものです。

平仮名で「あほう」もなかなかのインパクトですね
パッケージをよく見ると、松本大学の矢内ゼミが監修しているとあります。グルメを研究する大学も多いので、松本大学もその一つ。地元の信州サーモンや安曇野のわさびを使っているお寿司のようです。

矢花さん家の信州サーモンだそうです
何度か、このブログにも書いてますが、信州サーモンとは「ニジマス」と「ブラウントラウト」の配合種。長野県で養殖されているサーモンのことで、平成16年にキチンと承認されたものです。ギュッと身が詰まっていて美味しいです。

箱を開けるとこんな感じ
信州サーモン寿司がわさびの葉っぱでくるまれていて、それがさらにラップで包まれています。「OPEN 」というポップな文字に一瞬たじろぎます。全然アホウ感が無いですね。

こんなお寿司でした
わさびの葉っぱと言っても、いわゆるわさびのピリリン感はありません。栄養の詰まった美味しい葉っぱだと思ってもらえるとイメージが近いかもしれません。そして、信州サーモンの美味しさはもう説明不要でしょう。なかなか、わさびの葉を使った料理って無かったように思うので、こういう使い方は良いですね。醤油をかけると、より一層美味しくなると思います。
ネーミングのインパクトはなかなかですが、実際は信州の自然が詰まった地元土産です。欲しい方はどこかのサービスエリアに行ってみると良いと思います!