
信濃大町駅を出てすぐのところにあるカフェマロン。2階にあるので、一見すると見逃してしまいそうですが、ぜひとも一度足を止めてほしいと思うお店です。この辺に喫茶店もないので、電車の待ち時間に立ち寄っても良いですし、とにかく利便性バツグン。階下から、マロンの良き雰囲気が漂っているので、見てみてください。

階段を上がろうとするとたくさんの貼り紙
店に入ろうと階段にさしかかると、飛び込んでくるのはたくさんの貼り紙たち。きっと最初はそこまで気にならないかもしれませんが、この手書きのメッセージこそがマロンの一番の特徴なのです。はやる気持ちをおさえてしっかりと全部目を通していきましょう。

これからが貴方だけのティタイム

急に筆記体で書かれたcoffeeも良い味が出ています
コーヒーもさることながら、パフェのボリュームがなかなかスゴいです。ジャンボパフェの店としても有名になりそう。ただ、長野ウラドオリとして推したいのはそこではなく、あくまでママの手書きメッセージなので、そっちを軸に見て下さいね。

落ち着いた店内

窓からの眺め
店の中は割と落ち着いていて、赤いソファが目立っていました。天気が良ければ景色も良いと思いますし、のどかでゆったりした時間を過ごせるかもしれません。・・・ただ、そんなゆったり時間も、ママのメッセージを見ていたらあっという間に過ぎてしまうわけですが……。

メニューもいきなり手書き

開くと、マロンのお母さんからのメッセージがぎっしり!!

とにかくもう止まらない・・・

香水は香害だそうです

マロン新聞のコーナーまで

パフェの説明もしっかりと書かれています

偉人の名言に混じって、ママの名言が書かれていました
メニューだけ、シンプルにすれば、1、2枚で終わってしまうものを、ママからのメッセージが埋め尽くされて分厚いメニューファイルに仕上がっていました。もちろん上の写真に載せているのはまだまだ一部。実際は店に行って確かめてみてください。とにかくすごい量で、ママの店と町に対する愛情があふれています。

店内にもメッセージがズラリ

ちなみにコーヒー400円・・・?
そんなママのメッセージは、メニューブックだけに留まらず店内の隙を見つけては貼られています。レジには両替を断る旨が書かれており、「ちなみに」という一言で「コーヒー400円サイホンでたてます」というセンテンスにつないでいます。ここまで豪快に話題を変えた「ちなみに」は今まで見たことがありません。さすが、マロンのお母さん。

ちなみに、デザートは美味しかったですよ!!
地元に愛される店は、かならず地元を愛していなくてはならないと思うので、そういった意味も含めてマロンは絶対オススメの名店。これだけ愛に溢れた店主さんはなかなかおりません。他のデザート等も美味しいとは思いますが、できればココのお母さんの持つあたたかさに触れてきてもらいたいなと切に思います。実際、少し話してみると気さくそうで、優しそうな方でしたが、あのメッセージを見ると言わずもがなですね。