
一見すると、普通のタイ焼きかと思ってしまうのですが、実はよーく見ると「鯛」じゃなくて「鯉」。そう、タイ焼きならぬ、コイ焼きのお店が長野市内にあるのです。2013年5月にオープンしたばかりの藤田九衛門商店は、善光寺東之門町の古民家を改装した情緒あふれるお店。実はまだ店には行ったことがないのですが、知人がわざわざ長野市からお土産に持ってきてくれたので食べることができました。

中に詰まったアンコも美味しいですよ!
仏像彫刻家が作った型を使って焼き上げる鯉焼きは「垂水(たるみ)」という商品で販売されていて、1個180円。店は6時半から開いているので、善光寺のお朝事帰りにも立ち寄ることができます。店主の藤田さんとは以前お会いしたことがありまして、「佐久では鯉が有名なんやから、信州でやるならタイ焼きより鯉焼きやと思う。長野市でやるって言うと、なんで佐久じゃないの? って言われるけど、そんなん同じ信州やからええやん」というようなことを言っておられました。その時が2012年の年末だったので、着々と準備を進め、無事にオープンを果たせたっていうのはちょっとこちらも嬉しいですね。

ポストカードもイイ感じ
コイ焼きというトリッキーな見た目だけでなく、使っている食材にもこだわりを見せる藤田九衛門商店。軽井沢や都内の料亭などで修行を積んできた方がやられているので、味はお墨付きです。もし善光寺に行く機会があれば、買っとかないと損するかもしれませんよ!
藤田九衛門商店について | fujitakuemon
なお、今回の記事は山梨の個人ブロガー、『山梨のなう』さんとの連動企画により執筆しております。テーマは「こんなお菓子ありました」。同じテーマで同じ日に、それぞれ記事を書くというものです。よろしければ、山梨側の記事もご覧ください。