
長野県阿智村には、皿投げ祈願で有名な「暮白の滝」というところがあります。落差15m。夕暮れになると滝がほんのり白く見えることから、「暮白(くれしろ)の滝」という名前が付いたと言われています。
そんな滝を見下ろすように作られた滝見台から、皿をビューンと投げ、自身の願いを祈る。それが、ここでの祈願方法なのです。

滝見台

滝見台から見える「暮白の滝」
暮白の滝があるのは、園原川の支流。夕暮れになって白く見えるかどうかはわかりませんでしたが、滝見台がかなり高いところにあるので、滝の豪快さや壮大さはあまり感じられませんでした。
ちなみに。
ここでの皿投げ祈願は、かつてこの地にいたという「炭焼き師の吉次」という方にあやかって行われているようです。吉次は、必ず年初の初窯入れの際に滝で身を清めていたらしく、その後、富を得て京から姫を迎えたのだとか。

滝見台に皿はありません
で、肝心の「皿」なのですが。
以前は滝見台に置いてあったようですが、現在は阿智村のビジターセンターや、近くのカフェ、お土産屋などで販売されているみたい。1枚100円。

手のひらサイズの皿

まず、皿に願いを書きます

どんな願いでも叶えてくれるのかな・・・!?
願いを書き終えたら、いよいよ滝に向かって皿を投げるわけですが。そのときの皿の飛び方によって、叶う願いの種類が違ってきます。

投げた皿がどっちに曲がるかで上がる運気が変わる
たとえば、右に大きく曲がったら「金運上昇」。まっすぐ上に飛んだら「全てに運気上昇」・・・などなど。
ただ、左に小さく曲がったら「諸手先手必勝」、そのまま下に落ちたら「辛抱して吉」のように、アドバイスが書いてある項目もあって、いまいち皿を投げた結果がモヤっとします。金運上昇、健康運上昇、恋愛運上昇、など運気の種類で統一してくれたらいいのですが、そんなにシンプルなものではないようですね。
つべこべ言わずに、投げます。

滝をしっかりと見て、、、

いざ!

ヒューん(Gifアニメです)
※スマホの方はクリックしてください
・・・左に少し曲がりました。
諸手先手必勝だそうです。がんばります。